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小出裕章 元 京都大学原子炉実験所助教

原発依存について少しでも早く考えるべき。多々良さんのご健闘を願います。

私が女川に原発を作ることに反対して女川に通い始めたのは47年前でした。住民・漁民たちの強い反対運動も、当時100億円を超える保証金で漁協が崩れ、女川には3基の原発が建てられてしまいました。それでも、頑強に原発に抵抗し続ける人たちはもちろんいましたし、多々良さんもその一人でした。原発は機械で、いずれ寿命が来ます。原発の燃料であるウランも地下にある資源で、早晩枯渇します。いつまでも原発のカネに頼ることはできません。「今だけ、カネだけ、俺だけ」の風潮が蔓延してしまっていますが、自分たちの町、自分たちの県をどのように作っていくのか、少しでも早く考えるべきと思います。多々良さんのご健闘を願います。